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ブルをジャッキアップして馬をかけ、昨日途中まで抜いておいたチェンジロッドのピンを打ち抜いて、エンジンのアンダーマウントのネジを抜き、トルクロッドを外して、エンジンを降ろしたの図。

ヒーターコアから外に出ているパイプがトルクロッド付け根の上を通っているのがわかりますね。

カブの時は既に馬に乗せている状態だったので気が付かなかったが、エンジンを降ろすと相当フロントが上がった。

ミッションを外して、クラッチ板とレリースベアリングの交換を済ませたところに父上が来て、タイミングベルトの交換講習会が始まった。

紹介が遅れたが、左:今回の作業始めから終わりまでお世話になった oga 博士、右:昨日パーツを取って名古屋に帰る予定だったのに、もう一泊して手伝ってしまった taka_bull さん、真中:ホンダに勤務する父上。

ホンダに入社した頃は自分の N360 のエンジンをよく載せ変えたもんだ、とか言って、作業していると手を出さずにはいられない素敵な性格なのだ。

自分はその間、ヒーターユニットの付け替えとヒータコアからエンジンルーム側に出ている配管の取り回しをブルにならって変更していた。

昼食を取り、タイミングベルトの交換が完了したところで父上は出かけてしまった。

午後は、二人がエンジンの洗浄をやってくれている間、燃料パイプの配管固定用のステーの移植とその他の配線の引き回しをしていた。

ステーの取付は、ブルのエンジンルームについているものを外して、スポット溶接されていた位置に穴を開け、ここは裏(サスの裏側)から手が入るので、ボルト&ナットで固定した。

穴を開けたところにはどこも錆止めをたっぷり塗っておいた。

エンジンを洗浄しているの図。

市販のエンジンルームクリーナーをかけつつ、ブラシでこするとアルミブロックの綺麗な地が見えてきます。

「こういう作業って好きなんだ」というのは本人の談。

赤いヘッドカバーが眩しい... 嬉しい。

受け入れ準備ができたところでいよいよエンジンの取り付け。

エンジンクレーンで引き上げ、三人で慎重に位置を見ながらエンジンを取り付けた。エンジンを降ろすのと逆の手順ですんなり入れられた。3箇所のマウントを仮止めし、それぞれ取り回しや取り付け場所を確認しながら次々に周囲の配管と配線を繋いでいった。こういう作業はとても楽しい。

綺麗なエンジンだこと...

疲れてきて、段々作業効率が落ちてきた(ものを探す時間が多くなってきた)ので、本日の作業はここまで。




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