2日目(4月23日)
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これがドナーとなった銀ブル号。
本日の作業目標は、燃料系の配管の移植まで。
カブの方はそのままにしておき、ブルの内装剥がしを始めた。朝9時から作業をはじめて、撮影したのは10〜11時頃、既に窒内は何も無い状態。
道行く人々は怪訝そうな顔をしてこちらを見てました。(^^; 住宅街ですからねぇ...
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フロント&リヤシート、フロアマット、インパネ、リヤ左側面のパネルを外し、エンジンルーム側ではエアコンのパイプを外して、室内のエバポレータ回りを外し、それから燃料タンクと電磁ポンプ、パイプ類を外して、ようやく燃料用のパイプの全体が姿を表した。
カブでボロボロだったエアー通り道の繋ぎ目のスポンジは張り替えられていたので、やはりこっちもボロボロだったのでしょう。
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これが室内を這っているパイプ。曲げないように取り出すのが大変。
燃料循環用(送りと戻り)2本、キャニスター用が1本の計3本。
カブの方も同様のパーツ類を外して配管をセットできる状態にしたところで昼食。
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ブルの方は配管数が1本多いので(カブは燃料の送りと、キャニスター用の2本のみ)、考えながら装着する必要がある。
燃料の戻りとキャニスターに伸びている2本はサイドガーニッシュの直下を這っていて、丁度左手のあたりから外に出て燃料タンクに繋がる。
ホイールハウス側から手を突っ込んでパイプを引き出してるところ。
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カブはサイドシルにも補強が入っていて、配管形状がそのままでは合わないので、少しずつ曲げて調整しながら収めていく。
エンジンルーム側と燃料タンク側への出口はカブにも同じように穴が3ケ所開いていて使わない1つはメクラ蓋が付いているだけだったので、ここは加工無しでいける。
エンジンルーム側に出る部分(防音材がめくれている際のとこ)に伸びているパイプがそれで、上から燃料の送り、戻り、キャニスター行き。
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キャニスターへの配管はブルのもカブのも同じ径だったので、カブのをそのまま使い、エンジンルーム側に出す時の位置をブルに合わせて変えた。(元は一番上だったものを、使っていなかった一番下の穴に移した。)
カブの燃料送り用のパイプをブルの戻り用に使えるかと思ったが、管の太さが足りず、ブルから外したものを使う事にした。それだけ燃料をばんばん送っているわけだ。
床の形状に合わせて這っているのが燃料送り用。
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形状変更の一番多かった燃料送り用パイプは、時間をかけて少しずつ曲げていき、ブルで使われていたガイド(金属の留め具)を使いタッピングビスで固定した。見ての通りパイプがクロスして外に出ているため、カーペットで隠れるものの、少し出っ張ってしまってる。
燃料タンクと電磁ポンプに伸びている配線(水色のビニール手テープが巻いてあるやつ)はぐるっと後部を通ってから右前のヒューズボックスに伸びてるらしい。
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