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− ウインカーレンズ −



・フロントウインカー

輸出仕様ウインカーの存在を知るまでは、ポジションランプをなんとか白く見せたくて、ノーマルレンズのウインカー側を残し、シビックシャトルのクリアウインカーレンズを切って、それをポジション側にくっつけて使っていました。

その後、ノーマルレンズから型を取りエポキシ樹脂だかでウインカーもポジションも両方クリアのを作ったみたんですけど、しばらく使ってたら濁ってくるわ反ってくるわで断念。結局元に戻して、表面をボディと同色に塗ってしまっていました。

薄く塗るのがポイントです。コンパウンドで磨くって手もあります。これで見た目はいい感じになったんですけども、光るとやっぱりオレンジです。試行錯誤の末、ポジションランプにグリーンの電球を入れたら、白っぽく見えることを発見しました。どうしてでしょうねぇ。


国内仕様のレンズはオレンジ一色ですが、輸出仕様のは(写真の上)パイロットランプ側がクリアです。よくみると、色だけで無くレンズのパターンも違うことがわかります。それだけでなく、輸出仕様のものは電球の裏側に金属のプレートが反射板として付いているので、レンズパターンからくるの透明感との相乗効果でかなり明るく見えます。

現在はヨーロッパ仕様のレンズの表面をボディーと同色に塗ったものを装着しています。これでポジションは白く、ウインカーはオレンジに光ります。ちなみに、国内仕様と輸出仕様では、レンズの接合部分の形状が少し違うので、レンズアッシー交換がおすすめ。工作好きな人ならレンズのみ頼んで、接合部を加工するのも悪くないかも。

1999年7月、車検のため未塗装の輸出仕様レンズに戻したんですけど、これもまた良いかと思う今日この頃。# クリアのポジション側まで塗ることはないよなぁ。ここはまたそのうち全体のイメージ合わせていじくってみましょう。



なんてことを書いたその3ヶ月後の10月、たまにはお店でオイル交換を頼もうかとオートバックスに行き、オイル交換作業を待っている間、店内をぶらぶらしていたら、シティに使えそうなクリアレンズを発見しました。シルビア用のとセドグロ用、それから初代シーマ用のフロントウインカーレンズです。(全部ニッサンだ...)

早速シティのオリジナルのを持っていき比較検討した結果、レンズの形状やパターンが一番近い、シーマ用のものを購入しました。内容はクリアレンズと、中に入れるオレンジ色のプレートがそれぞれ2つ、それからオレンジの電球が3つで、定価 ¥5,800 の1割引き (高いなぁ --;)でした。こうなると失敗は許されません。

輸出仕様のレンズのオレンジレンズとクリアレンズの接合部分は接着されているようだったので、少しずつ周囲から力を加えていったら、パキッとうまい具合に別れました。(写真左)ここでまずはじっくり形状の比較です。シーマ用のレンズは側面の高さが結構あり、更に上から見ると結構よじれています。バンパーのRがシティよりきついのでしょう。

オリジナルのレンズと合わせて長手方向に印しを付け、ノコ切りで切り落とし、側壁部分はニッパーでバリバリ切る、というよるも割り取りました。ある程度までいったら、後は丁寧にヤスリで調整しました。形ができてから、オリジナルのパイロット側のレンズと合わせてみると、なかなか良い感じです。


作業が終わって最後に取り付ける時っていうのはとてもわくわくしますね。取り付けてみたら少し調整が必要でしたので再度不要な部分を削って、綺麗に収まるまでその繰り返し。見ての通り、市販のシティ用クリアレンズを買ってきて付けたかのような素晴らしい見栄えとなりました。点灯させるととても明るいし、大満足です。

 
CITY CABRIOLET IMAGE

− 2001.03 さつえい −

クリアレンズ化してみると、あか抜けたというか、かなり最近の車っぽい印象を受けます。恐らく、このままでも問題無く車検に通るでしょう。

やっと理想のウインカーレンズとなりました。(^^)V

※シーマ用レンズの側壁は少し内側に入っているので、レンズの接地部分がパッキンとその内側のプラスチックにのっかってしまっているためで雨の中を走ると水滴がつくかもしれません...


・サイドウインカー

サイドウインカーは、丸目のシティ全ての車種で共用ですね。形は好きなので、オリジナルを使用し、表面に貼るシールのスリット部分を残してボディと同色に塗装しました。他の部分が光らないように、裏側もスリット以外の部分をブラックアウトしています。視認性はあんまりよくないかも。

上記の仕様は 92 年の4月頃からやっていて、随分長いことそのままでしたが、近年の車ではクリアレンズが大流行りで、オーナーズクラブでもオリジナルから型取りしてシティ用のクリアレンズを作成している方も現れ、どうしよ〜と思ってたんです。昼間に走ることの方が多くなったので、やっぱり視認性を良くするべきだし...

単品作成ではかなり高くついてしまうので一時はその方達からの購入も考えたんですけど、皆さんに売っていて、クリアレンズ仕様の人が結構いたりするので、ここはやっぱりオリジナルでいきたいなぁと ... そこで目を付けたのが、市販されている様々な車種用のクリアレンズです。

はじめは、シティオリジナルサイドウインカーのゴムベースの形に合わせた楕円状の板を用意して、人の目のように、マーチ用とかの丸いやつをまん中にセットしようと思ったんですけど、どれもちょっと径が大きめだったので、他のを眺めてたら、ちょっと小さめの使えそうな形のがありました。ワゴンRワイド用のクリアレンズです。

これがそのパッケージです。右側にあるのは純正のベースとレンズです。クリアレンズとオレンジの電球のセットで \2,520(税別)でした。殆ど同じ形状で、ワゴンR用のものもありましたが、ワゴンRワイド用の方がレンズの膨らみ具合が良い(高さがある)ので、電球とのクリアランスを考えてこちらにしました。

クリアレンズはシティのオリジナルレンズより二回りくらい小さいので、ゴムベースはそのまま使ってくっつけようかと思ったのですが、ゴムベースを眺めているうちに、うまく切ればボディ側の穴を隠してぎりぎりの大きさにできそうな気になってきたので、まずは硬質発泡ウレタンボードで形を作り、それに合わせてゴムベースをカットしました。硬質発泡ウレタンボードは黒でしたので、仮組して眺めてみて、ボディと同色に塗ることにしました。

左上から時計回りに、純正ウインカーゴムベース、カット後のゴムベース、ベースボード、クリアレンズ、そんでボードとレンズをくっつけた状態、純正ウインカーレンズ。ベースボードとレンズの接合部分はテーパー状になっているので、内側からレンズを押し込むだけで固定されます。

ゴムベースとベースボード、ベースボードとレンズは接着剤とかは使ってません。もしそういった物を使ってきっちり付けてしまうより、かえって多少の隙間があった方が良いと思いまして。純正のレンズでは、下側に切りかきがあってそこで外気と通じるようにしているんですね。そのままだと、光りが漏れてしまうので、その通気口のすぐ上には光りを遮るように、ゴムベースから壁が生えていました。

上記のセットを実際にシティに組み付けてみると、レンズの部分がかなり暗く、点灯させても電球だけが目立ってしまいカッコ悪いので、電球の頭が出るだけの穴をあけたミラーシールを作って、ゴムベースに張り付けました。こんどは電球の部分だけが黒く見えてしまいましたが、点滅している時は全体が光っているように見えるので、これでよしとしましょう。

− 以前のウインカーレンズとの比較 −
 → 

見ての通り、ネジの位置は同じですが、レンズ事体はかなり小さくなりました。シティは小さいのにサイドウインカーレンズが結構大きかったので、フロントフェンダーがすっきりしました。このままで車検も通りました。(^^)v

※リアのウインカーレンズは、テールレンズの項に載せてあります。




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