テールレンズはウインカー部分がクリアータイプのものがあるといいんですけど、市販されているわけはありませんねぇ。取りあえず樹脂用染色液ってのを買ってきてオールレッドにしてみました。が、とっても大きく見えてしまうので、ウインカーレンズ上にミラーテープを貼りました。
ウインカー、夜は良く見えますが、昼間はどうも見にくそうなので、テールランプも一緒に点灯するようにしました。テールランプの配線とウインカーの配線の間にダイオードを入れるだけです。こうすることにより、昼間だけ点滅するわけです。
どうして夜は点滅しないのか?それはですねぇ、夜になればテールランプは点灯しっぱなしだからです。ただ線をつなぐだけでは、この時ウインカーも点灯してしまうので、ダイオードを入れるわけです。ブレーキランプはいじってないので、昼も夜も関係なく機能します。
それから、ブルードットを埋め込みました。ブルードットというのは青紫の丸いカットガラスで、'60 〜 '70 頃までのアメ車のカスタムなんかでは定番アイテムです。テールレンズに埋め込むと、夜、ブレーキランプが点灯した時に、とっても不思議な発色をするのです。
MOON EYES で購入できますが、カットガラス固定用のメッキリムの質があまりよろしくないようで、すぐに錆が出てきてしまいます。そこで、カットガラスだけを残して、リムをアルミの削り出しで単品製作しました。いわゆるワンオフのビレットパーツです。
このパーツは、図面をひいて、その道のプロにお願いしました。外側は鏡面仕上げでお願いしたはずが、内側が鏡面仕上げになってきてしまいました。とほほ。でもまあ、タダだしいいことにしましょうってことで、テールレンズに穴を開けて、ブルードット装着完了!
夜になるのを待ち、確認してみたんですけど、望んだような発色はしてくれませんでした。シティのテールランプは中心が反射板になっているので、ブルードット部の光量不足が原因か、レンズ面からの高さも問題あるかも。こうなったら、電球でも追加するか。
レンズのサイドに樹脂のモールというか、出っ張りが付いてます。ターボ2だとボディと同色に塗られていますが、カブリオレだと地色の黒のままです。解体屋でターボ2のテールランプをもらってきて、再塗装して付けました。オリジナルはセットで取ってあります。
最近、もうワンセット手に入れたので、ブルードット部分をもう一度やり直してみる予定です。いつになるかな〜?(97/10)
といいつつ、レンズ部分だけを剥がそうとして失敗し、そのままなにもせず1年以上が経ってしまいました。ブルードットも飽きたので、すっきり仕様にしようと思い、かといってノーマルにするのもつまらないし、クリアレンズを作るのは難しいし、オールレッドではちょっと重たくなるかなーなんてあれこれ考えて...
結局、このような感じになりました。(ひどい写真だなぁ)いじったのはウインカー部分だけですが、あらかじめ残す部分をマスキングして、クリアーレッドで塗装しました。遠目にはオールレッドレンズで光るとオレンジに発色してくれます。# 写真よりも実物の方が遥かに良い雰囲気なんですが...
ちなみにこにままでは車検通りませんでした。赤い部分も光ってしまうからだめなんだそうです。しょうがなく薄め液で落として、車検通してからまた復活させました。とほほ。# 最近のアウディなんて薄いとはいえレンズ赤いぢゃないかよぅ。
車検取って1週間後に、パーツ剥ぎ取りツアーに参加してワンセットいただいてきたので次の時は付け替えるだけでいけるでしょう。(99/7)
時は流れて...
シティオーナーズクラブのメンバーさんで、お二人、ウインカーレンズ部分をクリアー化していて、それぞれ別の方法で実現しているのですが、いずれもなかなか良い感じ、とても刺激を受けました。が、それでもやはり、なかなか手を付けられないでいました。
2000年末に「af The Stage」というカードレスアップの雑誌のウェブ版のドレスアップカーコンテストに応募し、その際に撮影した写真を眺めていて、やはりリアビューをもうちっとなんとかしたいと思ったのと、変更後のイメージが固まってきていたので、改造に着手する事にしました。
以下にその改造/製作の模様を紹介しますが、かなり長い道のりです。(^^;
# こんなに困難な道だとは知るよしもなく...
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