「立体ロケットくん」製作レポート (7/7)
ロケットくん立体モデル作成レポートの続きです。
ついに、皆様に実際にお渡しする量産型ロケットくんが完成しました。ここで紹介するのは、ご予約いただいていたシリアルNo.001番と 002番の2体です。
量産プロトタイプとの違いは、足の軸を太くした点、左右の足の位置調整用の管と背中についける丸環(楕円型)も銀製にした点です。これで全てが銀製となりました。また、足の軸については、打ち込んだ後、左右から少し叩いて頭を潰し、均して磨き上げる事により、目立たないように仕上げられました。
オリジナルマークとシリアルNo. の刻印は、尾翼の片側に打刻しました。数字を一つづつ打つので、それぞれ少しづつ位置が違います。(^_^; その上に見えるのは、シルバーの比率を表わす [925] の刻印です。つまり 92.5% が銀という事で、100%ですと強度が低く、変型したりキズが付き易いため、アクセサリーでは、銅を少しまぜて強度を上げたシルバーを用いるようです。
( 925 までは純銀と言って良いようです。詳しく知りたい方はインターネット上で「シルバー925」で検索をかけると沢山ヒットしますので、それぞれ参照されるとよろしいかと思います。)
本体は完成しましたので、残るは、容器です。大きさ的にはカメラのフィルムケースが良いと思っていましたが、それではあんまりなので、適当な物を探していたら、無印良品で、見付けました。(^_^)
これに丸く切ったスポンジをセットすれば良さそうと、早速ケースと、汎用スポンジシートを買ってきました。また、穴開け用のポンチを彫金教室の先生のところからお借りしてきました。が直径がちょっと足りないのとおまけに厚すぎました。(クリーム色のがそれです。)
そこで丁度良いサイズの穴開けポンチと、薄手のグレーのスポンジシートを、東急ハンズにて購入。ケースの内径は 29φ、穴開けポンチであけられる径は 30φ、市販されている物では一番大きいサイズだそうです。
上下1枚づつだと、高さがちょっと足りず中で動いてしまうので、片側を2枚にしてみました。高さ的には丁度良くなったものの、下に2枚では、ロケットくんの顔が見えません。そこで今度は上を2枚にしてみましたが、今度はネジが切ってあるラインが気になります。
そこで、ケースを天地逆にして使う事を思い付き、更に頭を押さえるスポンジの径を小さくする事で、少し上からでも顔が見えるようになりました。これならケースに入れたまま飾っておくのでも悪くない感じです。(^_^)
この、シリアルNo. 入り銀製「ロケットくん」は、当店ポイント会員の方限定、pt3,000 (または税込み 6,910円)にてご用意させていただきます。ご希望の方は、店主宛にご連絡ください。尚、お引渡しは、ご注文いただいてから1〜2ヵ月を見ていただけるとありがたいです。
表面保護材入りのシルバーポリッシュで仕上げてありますが、銀製品ですので、少しづつ黒くなってくると思います。その場合は、市販の銀磨き剤や液体等でメンテナンスしてあげてください。
破損に関しましては、店主が元気なうちは(ヲイヲイ)できる限り直しますので、ご遠慮なく、お申し付けください。
※現在、制作時間が取れないため、注文を止めさせていただいております。どうぞよろしくお願い致します。m(..)m
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