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「G3DT - Q700 生体間移植」レポート (5/5)

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背面パネルは、今迄の経験から硬質発砲ウレタンボードでいくとして、色をどうするか。白では白過ぎるし、黒ではカットする際のラインが非常に見づらい。ボディと同色というのもくどいなぁとか考えながらホームセンターに行ってみたところ、実に良い感じのグレーのボードがあったのでこれに決めました。

背面パネル

カットは現物合わせ、だいたいでカットし、ヤスリで微調整。このボードは本当加工し易い。力の加わらないところならこれで十分。

背面

素のままの背面。一応、サウンド入出力のプラグの穴と USB のコネクタ部分は形を合わせて口を開けてあります。

パネルセット

出っ張っている不部を避けてあるので落とし込む感じでぴったり納まりました。うん、素晴らしい。

最後にもう一度、全面からのカットを。(^_^)

BlueMac1

参考までに...

CD-Drive は内臓してません。(スペース的には納まりそうですが...)

ドナーとなった G3DT のロジックボードは Rev.2 の 233MHz で、封印を剥がしてクロックアップしたところ、300MHz で安定して動作する当りボードでした。Quadra700 の匡体の中は狭く、空気の流れるラインも少ないので更なる冷却が必要かと思いましたが、夏の暑い時期でも 50℃台後半ですが、で安定して働いてくれています。

G3MT を手に入れられれば、電源もそのまま使えるでしょうし、良いかもしれません。(というかそれならそのまま使えという話も。 ^_^; )

パーソナリティカードが Wings の場合、もっと(かなり)加工が必要になると思います。

Quadra700 の NuBus カード用の出口と、この G3 で PCI カードをセットした時の I/O ポートの位置はかなり違うので、これもまた、追加する場合は更に加工が必要になるでしょう。

今回の、カスタム&移植オペに要した時間は、延べにして、買物で1日、塗装で1日、匡体加工&電源ボックス加工&マウンター加工&セッティング&撮影で3日、画像処理、レポート作りで1日、合計6日といったところでしょうか。夏休みの宿題としては適当な題材だったかと、思います。(謎)

今後は、更に高速の CPU やハードディスク、高速インターフェースカードなんかでグレードアップが可能なので、当分はメインマシンとして働いてもらう事になるでしょう。

おしまい。


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