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「立体ロケットくん」製作レポート (5/7)

ロケットくん立体モデル作成レポートの続きです。

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今回は、原形の最後の調整と仕上げ。同体と足の付け根にあけていた軸を通すための穴を、それぞれ、同体のは細いヤスリで左右の位置調整、足のは、もう少しぺったり座れるように、穴の位置を変えて開け直した。

一旦ばらし、型取りに出すための準備、本体の羽の先に枝をつけて、その先に足パーツくっつけた。量産物はこの状態で上がってくるのだ。

前     斜後ろ

バーナーを当ててそのままだと、こんな色なのです。 #ちょっと恐い。

それから、どちらかというと今回のメイン、オリジナルマーク用の刻印作り。自分のイニシャル(Y.I)を重ね合わせた物をひっくり返すとロケットにも見える事に気付き、これに決めました。

当初の予定では、デザインだけ決めて専門のところにお願いする予定でしたが、18,000円といわれ、それぢゃ、自分で作ってみようという話しになり、挑戦してみました。

刻印先端     打刻後

まずは刻印の先端を平らにし、そこから数種類の細いヤスリで少しづつ、ひたすら形を整えます。ちょっと力を入れ過ぎると、必要な部分まで削れてしまうので、その度にまた少し先端を削って、という事を繰返し、ようやく満足いく形になりました。使うヤスリも、削る場所の形状に合わせて、片側の目を落としたたり、加工して使いました。

本当は、縦√2 (1.41)mm、横 1mm (黄金比)のはずが、形から作ってしまい、これ以上小さくできない感じだったので、この寸法となりました。おおよそ 1.5倍くらいでしょうか。ロケットくんにはこれで良いと思いますが、ロケットペンダントの側面にも入れたいので、横幅 1mm に再度挑戦するつもりです。

# 初めにその寸法の四角を作ってから削り始めれば、その寸法に納まる、はず。

左のが刻印の刃側正面から、右のは、黒いのが刻印の先端で、銅版に打刻した跡を拡大してあります。刃の方だけ見ると少し痩せて見えますが、打刻してみると周囲が引っ張られるためか、良い感じになりました。

来週中に本体の型取りと鋳造を頼み、その間に、シリアル No. 用の数字の刻印を用意したり、つなげるクサリとかケースを探しておこうと思います。(2002/06/12)

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