SODA-ACID FIRE EXTINGUISHER / oktn_fe

紹介ロケットくんファイヤー エクス ティングィッシャー


登録カテゴリーハウスウェアアウトドアその他
メインイメージ

全高 57.5cm、直径 18cm、本体は恐らくステンレス製、青い蓋は鋳鉄製、重量 3.5kg、ラベルと刻印からすると 1969年にシカゴのメーカーで製造された、消化器です。かなり大きいです。
# 質感や形状等、店主的には、たまらないわけです。(^_^;

※中身は入っていませんので、ご使用いただけません。

SODA-ACID FIRE EXTINGUISHER...

酸アルカリ消火器

濃硫酸と炭酸水素ナトリウム(重曹)水溶液を反応させて、発生した二酸化炭素の圧力で薬剤を放出する。最も歴史の古い消火器の一つで、硫酸の入ったガラス瓶を消火器外から押し金具で割り、炭酸水素ナトリウム水溶液と反応させる「破瓶式」やハンドルを回して瓶を破る「硫酸瓶回転式」、外側のガラス瓶に粉末の重曹を詰めその内側に硫酸アンプルを入れた「二重瓶式」欧米では主流である化学泡消火器同様、転倒して反応させる「転倒式」などが製造されていた。消火作用の実質は水と殆ど変わりないが、当時としては強力に噴出する性質が好まれたようである。8Lのバケツの水は3個でA-1の能力しか持たないが、10L程度の酸アルカリ消火器はA-2乃至はA-3の能力を有していたようである。

しかしこれらは、アンプルの割れ方によって反応が一定でないことや、薬剤の詰め替え時にガラス破片の扱いに注意を要するなどの問題があるため、1951年の規格改正では硫酸アンプルを網篭に入れて破砕混合される方式の「破瓶式」に統一される。これにより、安定した消火能力を示し、詰め替えも容易になった。しかし、適応火災が木材や紙・布などが燃える普通火災のみであり、詰め替え時には硫酸瓶を扱わねばならぬ上、使用時には遊離した硫酸で腐食の問題もあり1972年ごろに生産されなくなった。

ラベル1 刻印アップ
栓

上記の右上が、その年代を思わせる 1969年 の刻印で、ウィキペディアの文章「・・・もあり1972年ごろに生産されなくなった。」と書かれている事と、メインラベルの横にテスト日として 75年11月の印が入っているので、間違いないと思います。

年式でどうこうというものではありませんが、一応...

ラベルには、米国の製品安全性認証機関、アンダーライターズ・ラボラトリーズ・インク(UNDERWRITERS LABORATORIES INC.)の文字も入っています。当たり前か。

ラベル2 底

下のラベル... 木や紙、ゴミ用。ELECTRICAL FIRES... 電気火事ってなんだ?

そしてこれ↓がその、中にセットされるボトルです。これはボトルは割らず、キャップが壊れるタイプの様です。付属のボルトの様な金具が上にセットされ、ブルーの、ハンドル付きのフタを上から絞め込む事で、ボトルの中身(硫酸)がタンク内に出て、パワーを発揮するわけですね。

これも残ってるなんて、かなり貴重ではないかと...

なんて事を書いていたら「この方式は瓶を割るものではなく、単に上下逆さにして濃硫酸と重曹水を反応させる物で『転倒式』と呼ばれます。」とのご指摘をいただきました。(^_^;

消化器を倒し、中の消化液を混ぜて、逆さに持って発射するそうです。大きくて重量もそこそこあるので、大柄な人でないと、使いこなすのが大変そうですね。

ボトルパーツ ボトルセット
缶内にセット ボルトもセット
上面アップ 底面アップ

ハンドルの形も色もなかなか素敵。底側にも、逆さにして持てる様に把手があります。

店主的には、持ってるだけで幸せ度の高い物ですが、ん〜、お部屋/お店のインテリア... ミズを入れてトレーニングに使うとか... 原料さえ手に入れば、本来の使い方が... なはは。

こちらの商品は、返品不可ですが、不要になった際には、お声をおかけください。状態により、販売額の最高半額までで買い取らせていただきます!

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登録日: 2007/10/26


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