中古品です。形状からすると、ドイツ軍のシュタールヘルム(鉄製(スチール)ヘルメットの意)ではないかと思います。なんですが、こんなにピカピカでは格好の標的になってしまうでしょうし、一体どういう経緯で出てきたものなのかは謎です。物好きが、カバーを被せる前の段階でラインから抜き出し、使っていたのかもしれません。(^_^)
留め具は、フックを引っ掛けた上から更に玉のついたアームを引っ掛ける(はめ込む)ようになっています。この玉々がロック機構なわけですね。その下、咽にあたる側にはベルトの生地が伸びていて、フックが直接肌にあたらないように保護されています。
元々は、左の写真の金属プレートに、薄いスポンジ状のパッドが貼り付いていたのですが、入手後クリーニングした際に、ボロボロと取れてしまったので、改めて、セルスポンジを貼り付けました。(中央の写真)
内側のてっぺんには、ドーナツ状の厚手のパッドが固定されています。中心に見えるネジのようなものとその周辺が赤茶けていますが、錆のようなそうでないような(何か塗られているようにも見える)よく分かりません。
先の、周囲のパッドを包み込むように皮カバーが内側に倒れ、それぞれの先端の穴に紐を通して結んであります。それで、被った時の深さを調整できます。また、おでこ周りの調整は、後ろのカバーの内側にあるダイアル式のネジを緩め、プレートをスライドさせる事により調整できます。
このヘルメットは、以前、横田基地周辺の某ミリタリーショップの天井にホコリを被ってぶら下がっていたものを頼んで譲り受けたもので、その時の店員さんも、このヘルメットの素性ついては良く分からないと言われてました。
頭部に何箇所か凹みがあります。また、細かいキズも所々に見られます。気になる臭いはありません。(皮の香が微かにするくらいです)サイズ的には、過去に一度でも頭や顔が大きいと言われた事がある方にはちょっと厳しいかもしれません。周囲のパッドを取ってしまうか、もっと薄いものに変えればいけるかもです。(おでこが当たる辺りに「M」の文字が読み取れます)
※ JIS マークや安全基準の S マーク/ SG マーク が無いので、バイク等乗車用には使用できません。
実店舗を持てたら入口にでも飾ろうかと思っていたのですが、おもしろい(見せたい ^_^")ので、参考出品します。(購入を希望される方がおられましたら、提示額でお譲り致します。けど、まさか、いませんよねぇ ^_^;;; )
※こちらの商品は、返品不可ですが、不要になった際には、お声をおかけください。状態により、販売額の最高半額までで買い取らせていただきます!
登録日: 2002/01/28
!このアイテムは廃盤となっている様です。