本体は樹脂製で、Lサイズが全長 28.5cm、握りの直径 3.8cm、重量 300g、Sサイズは全長 17cm、握りの直径 2.8cm、重量 100g と、どちらも通常の電池タイプの物と比べて軽く、手で振る事により、蓄電され点灯できます。いずれも、20〜30秒振ると、5分程度光ると書かれています。
乾電池式の方が連続して長時間く使用できるので使い勝手は良いと思いますが、コイルと磁石が見えるシースルーボディと、特に自家発電式という点が、それだけでシビレます。(謎) # 理科の実験機具として使えますね、先生。
それぞれ、中の磁石が左にいってる状態と、右にいってる状態です(コイルの左右に見えている銀色の物)。突き当たりにはショックアブソーバーが付いていて、当った時の感じがおもしろいです。
高照度ダイオード(LED)を使用し、前方にレンズがセットされていています。明るさは、必要にして十分だと思います。本体パーツがシースルーなので、点灯するとヘッドの後部も明るくなります。特にLサイズは、ヘッドの後部パーツもシースルーなので、なかなか良い感じです。
推測ですが、使用されているダイオードはどちらも同様に見えるのに対し、蓄電用コンデンサーはLサイズの物の方が大きいので、フル充電からであれば、Lサイズの方が長時間続けて点灯できるのではないかと思います。 # 蓄電には電池ではなくコンデンサーが使われているようなのです。電池、見当たらないし。
ダイオードなので、電球切れの心配がありません。また、生活防水で、水に落としても浮かぶと書かれています。これは乾電池式には真似できない芸当ではないかと思います。
これ、車に積んで置くと良いのではないでしょうか。前後でも左右でも、横に寝かせた状態で積んでおけば、車が走っている間中、充電され続けるわけですので、非常時に役立ちそう。
蛇足ですが、普通のフィラメント球での 電気 → 光 のエネルギー交換効率に対し、ダイオードはこの効率がとても良く、近年、高照度ダイオードの価格が下がってきた事から、こういった製品が生まれてきたのだと思います。
※中の磁石が強力なので、テレビやパソコンの近くに置かない方が無難です。
登録日: 2002/10/08
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