ボストン シャープナー
登録カテゴリー:ステーショナリー
刻印等が見当たりませんので正確な事はわかりませんが、入手した際の話しでは、1930〜1940年代の物だろうという事でした。アメリカの文房具メーカーである BOSTON 社は 1910年前後から鉛筆削りを作っていたようで(こちらのサイトをご参照ください)上記年代以降では、樹脂パーツが使われるようになったり、底が箱状になっていて、横にレバーが付き、テーブル等に吸着して固定できるような優れ物も出てきました。
BOSTON CHAMPION のとV字マークがエンボス加工され入っています。「OIK REAR SLOTS」と書かれていますが、鉛筆を噛ませて手前に引いた状態にすると、裏側に可動軸が見えますので、そこに油を指すという事だと思います。ベースはアンチモンでしょうか、表面のクリア塗料が変色して所々剥げてきています。
この頃はまだプラスチックって無かったという事でしょうか、ハンドルは木です。削り屑を捨てる場合は、首を横に捻ります。底にはゴムの足が4つついています。
この時代で既に、鉛筆の自動送り機構が備わっています。今でも、基本的な機構は変わっていないわけですね。一応、使用できますが、削り味は今一つです。(というか、こんな年代物に仕事させるなよ、ヲレ ^_^; )
本体のみです。写真のエンピツは付きません。あ、いや、希望があればお付けします。
※こちらの商品は、返品不可ですが、不要になった際には、お声をおかけください。状態により、販売額の最高半額までで買い取らせていただきます!