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− サイドミラー −



標準では、内側にレバーがついている手動のミラーですが、購入した時点で、オプションのリモコンドアミラーがついていたのです。同じ仕様の CITY には一度も遭遇したことがありません。手動タイプだったら、きっと今ごろ他のミラーと付け替えていたでしょうね。

リモコンタイプの場合、レバーがないので、そこの三角形の樹脂カバーは穴の空いていない物が付いています。もし2セット(左右2毎ずつ)手に入れられたら、内側と外側にも使って、平らな部分をベースに、かなり色々なタイプのミラーが奇麗に付けられそう。

外側のべースの部分は、通常、ゴムの地の色(黒)のままですが、購入時すでに白く塗装されていました。最近は経年変化で劣化し、細かいヒビが入ってしまっているので、対策を検討中です。ミラーを変えてしまうか、再塗装するか、色を落とすか、カーボンシートを貼り付けるか・・・(97/10)


とかなんとか言いつつ、リモコン用の配線がつながっていて簡単には外せなかったため、ずっとそのままになっていましたが、ドアーセンターサッシ交換と同時にやっと手を付けました。かなり前の雑誌で目を付けていたミラーを注文して用意しておいたので、そっくり交換することにしました。

ステー部分はメッキ、本体はカーボン調、2個セット ¥22,000 でした。(左右同形状)トップページ右下の正面からの写真でボディとの比率が分かるかと思いますが、元のミラーと比べて、全面投影面積が減りました。空気抵抗どうこうって車じゃないですけど。(^^”

取付けは、硬質発泡ウレタンボードを使ってベースを作り、ビスで固定しました。写真向かって左から、ノーマルミラーの室内側用カバー(こっちが外側になります)、作成したベースプレート2枚、リモコンミラーの室内側用カバーです。ノーマルミラーのカバーは、開いている穴の形状が丁度よく、口径もぴったりでした。



左がもともとのベースで、その中に、作成したベースをはめ込み、本来ミラーを固定するために使う3カ所の穴を使い、ネジとナットで固定しました。中心にはミラー固定用の6ミリのビスを通す穴が開いています。この上にノーマルミラーの室内側用カバーを取付けます。この変な色のベース部分は金属だと思うんですけど、あまり丈夫ではないようで、ネジ取付け部分に亀裂が入って歪んでいたのでドアーセンターサッシ交換時にこれも新品に変えておきました。

三角の頂点に開いている穴はカバー取付け用で、周囲3カ所のビスが作成したベースプレート固定用、中心がミラー固定用のビスです。元のベースと、作成したベースプレートは段差があるので、両方に均一に力かかかるよう、ワッシャやナットで調整してあります。

ミラーはネジ一本で固定しているわけですが、付根に一個所ピンが出ていて、それをベースに刺す(穴を開けておく)ことによってミラーの回転を防止しています。最後にリモコンミラーの室内側用カバーをはめて完了。見ての通り、かなりスマートに取付けられました。

左がノーマルミラー、右が新調したミラー装着状態です。イメージはたいしてかわらないですね。強いていうなら線がすっきりしたかなぁ。こういうちょっとした事の積み重ねが印象を決めていくのだ!いうことで良しとしましょう。※写真の色調が違ったので、ミラーの部分だけを合成してあります。(1999/6)




ミラー変更前
− 変更前 −
  ミラー変更後
− 変更後 −

余談ですが、このまま車検を取りに行ったら落とされました。なんでも、ミラーは倒れないといけなくて、しかも倒れた状態でボディの幅より内側に入っていないとダメなんだそうです。しょうがないので一度元に戻してから再度車検を取得しました。(1999/7)

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あっという間に2年が経ち、またまた車検のため、エンジンスワップのドナーとなった銀ブル号から外しておいたミラーを戻して行ったわけですが、これがとっても見やすい。(笑)

シティのドアミラーには倒した状態を保持できるやつと戻ってしまうやつ、それの手動式とリモコン式の組み合わせで、4タイプあるようです。

白カブ号に元々ついていたのは、倒れるけど戻ってしまうリモコンタイプで、銀ブル号のは倒した状態を保持できる手動タイプでした。

リモコンタイプで、倒した状態を保持できるミラーが4タイプ中最も贅沢仕様なわけですが、これだと構造上の理由か、鏡の面がミラーの外側の枠よりも出っ張ってしまうようです。

そんな事はともかく、これまで装着してきたやつはかっこは良いのだけども、ミラーと外側が一体となっているため、ちょっとでも当たると角度が狂ってしまい、運転席側はともかく、助手席側は一旦外に出て調整しないといけないのと面積が小さいのとで、目が悪くなってきた&腰が重くなってきた自分 (^^; にとって勝手が悪くなってきたので、この車検を機に、銀ブル号から外した純正ミラーを装着する事にしました。

ミラー分解状態そのままでは銀色なので、同色に塗装するために分解しました。ミラーの下に穴が空いているのでそこから (+) ドライバーを差し込んでネジを緩めると、鏡のついてるパーツがポコッと外れます。(少し力が入ります。)後は見えてるネジを外していくだけですが、かかっているバネを外すのに少しコツがいりますね。

カバー内に4ケ所ネジ穴がありますが、このうち2ケ所が左右に亀裂が入って割れかけていましたので、瞬間接着剤で盛れるタイプのもので接着&補強しておきました。本体には傷が殆ど無く、綺麗な状態だったので、軽くペーパーがけする程度で塗装に入りました。

左右の比較塗装完了の図。2つのミラーを並べて気がついたのですが、左右で形が違いました。運転席から見た時の角度の違いを吸収しつつ、同じように見せているんですね。ちょっと古いベンツで、左右のミラーの幅が違う事は気がついていたのですが、実はそういう車は結構あるのでしょう。

純正品なので、何も考えずにそのまま装着できます。簡単。


正常位置
− 正常位置 −
  倒した状態
− 倒した状態 −

白カブ号購入当初から気になっていたミラーの根元、ベース部分の問題(塗装され亀裂が入っていた)も解消され、ミラーが畳んでおける(狭いガレージなので、通ると当たってしまう)のでかなり嬉しいのだ。(01/9)



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