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ついに、やってしまいました。念願のターボ化。これはもう、カブを買ってしばらくたった時から目論んでいた事ですが、当時はまだまだ車検の制度も厳しく、手間や費用を考えると現実的ではありませんでしたので、実行に移せないでいました。

近年、車検制度が改定されかなり規制が緩くなったのと、オーナーズクラブのメンバーにも、ターボ化した方達が現れはじめ、またまた気持ちが盛り上がってきていた頃、友人が調子の良いブルを手放す予定だという話を聞きつけました。

一緒にミーティングに行き、試乗させてもらうと、ボディや足周りはお世辞にも良いとは言えない状態でしたが、エンジンだけはとても良く、ドナーとしては持って来いのブルでした。全体が良いのだと、エンジンだけを使うのは気が引けますから。

今年、2000年の1月に5万円で譲り受け、作業するには辛い季節だったのと、3月までは車検が残っていたので、しばらくはそのまま保管しておく事にしました。そんで、ゴールデンウィーク、いっきに作業しました。以下にその作業風景?を紹介します...


1日目(4月22日)

作業前にぱちり。(実家の車庫)

既に疲れている様子...

この図を見ると心配になってきますね。(笑)

本当にやりとげられるのだろうか... とか考えてました。

早々に駆付けてくれた oga 博士。

灯火類、バンパー、グリル、ボンネット、バッテリー、配線類、リザーバタンク、バルクヘッド、ラジエター、エアコンコンデンサー、コンプレッサー、ACジェネレーター、エアクリーナー...

外すのは結構簡単。

作業に夢中になってて気が付いた時にはこの状態。

お次は、コントロールボックス、エアクリーナー、エア関連パイピング。

リフトアップして、エキゾーストパイプ、チェンジロッド、チェンジエクステンション、フロントタイヤを外し、ミッションオイルを抜いてからドライブシャフトを片方抜いたところで昼食。

ここまでの所要時間は、約3時間なり。

午後は残りの片方のドライブシャフトを外し、トルクロッドはエンジン側だけを外して上にはね上げておき、センタービームとエンジンマウントを止めているボルトを抜いて、チェーンをかける。

サイドマウントのネジを抜いて、再度、エンジン回りでボディと繋がっている部分が無いかを確認し、いよいよエンジンの摘出。

※センタービームを付けっぱなしにしておくと、チェンジエクステンションのエンジン側が抜きにくいので、センタービームは先に外してしまっておいた方がやりやすいかも。エンジン載せる時は結局外して付け直したし。

エンジンはそのままだと移動が大変なので、ミッションと分割しておいた。

ガソリンを抜いて、ガソリンタンクを外した。

ダッシュボードを取り外した図。

車庫の幅はそれほど余裕がないので、ドアにタオルを数枚重ねてかけて、左右に当てた状態で作業しました。

エアーの通り道の接続面のパッキンが風化してボロボロの状態でした。

6時。この日の作業はここまで。

!ダッシュボードの取り外し方

  1. エアコン関連のレバーの頭とパネルを外し、ネジ3本を外す。
  2. オートチョークのノブを外して、根元のカラーを回して外す。
    ※オートチョークのノブは横からネジで止まってるのだ。
  3. ダッシュボード本体を止めているボルトを外す。

    ボルトの位置は、
    左右下、左右上部のエアー吹出口の樹脂パーツを外したその奥、
    ※手前の丸い出口ぢゃなくて上面のやつ。
    時計の後ろ、灰皿の後ろとその右横(にもあったと思う)
    もしかしたら、その下のヒーターボックスも一緒に止めてるのも外す必要があるかもわからない(忘れてしまった。^^;)

    これで外せる(はず)のですけど、その前にヒューズボックスを固定している左右のボルト&ナットを外して、ぶらぶらにしておくと作業がしやすいです。

    この状態でダッシュボードをガバッと手前に引出してから、左側のスピーカーやクーラーユニット?排ガスセンサーに伸びてるコードのコネクタを外して、次は右側のヒューズボックスあたりに伸びてるケーブルも全て外せば車外に運びだせます。




エンジン移植作業の続きはこちら...




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